革でつくる2 技法の展開 森下雅代
◆発行・判型 H1年(4刷) 泰流社 26.4 x 19.2cm 141p
◆状態B カバースレ少イタミ カバー背?裏表紙少退色 天地小口少ヤケ その他は切れ折れ書き込み等ございません
◆造形素材としての革の面白さ、楽しさにひかれて、レザークラフトをはじめた人が、次にぶつかるのが加工技術の問題です。表現したいことに合った技法を見つけ、それに熟練するためには、繰り返しの練習と新たな工夫が必要です。この本では、革素材の持つ可能性を「かたち」にする時に必要な技法の数々を表面処理の違い、加工の仕方によるバリエーションの例としていくつか示しています。デザインの考え方、文様の理解、技法の展開、発想のデザイン化とその革への応用、表現法などを実際に作品を制作していく過程で学んでいって欲しいと思います。
◆点と線の構成(あかり ペン立て めがね立て めがねケース 丸がま口 ショルダーバッグ ポシェット)/スタンピング法の展開(ベルトの文様を刻印の組み合わせで 文様の理解 手さげバッグ 麻の葉のポシェット 印かん入れ 小銭入れ めがねケース チェック&ストライプ 筒型バッグ 札束入れ 定期入れ キーケース2種 スタンピングモチーフ)/カービング法の展開・花を彫る(パンジーのポシェット デイジーのポーチ ポピーの鏡 シクラメンのバッグ あざみの巾着バッグ 花唐草の巾着バッグ)/カービング法の展開・鳥を彫る(小鳥の状差し・すずめ 鳥のハンガー・こうらいうぐいす 丸型ショルダー・ふくろう 旅行バッグ くじゃくのバッグ)/カービング法の展開・風景を彫る(丸がま口 風景・ヨーロッパの城の表現法 めがねケース マガジンラック ポケット付バッグ 旅の思い出をバッグや小物に 樹木の表現法 札束入れ セカンドバッグ 二ツ折札入れ 風景の打ち方 ショルダーバッグ)/カービング法の展開・エジプトを彫る(エジプト装飾文様 スカラブの温度計 ファルコンのハンガー ロータスのショルダーバッグ)/カービング法の展開・ヨーロッパ18世紀(ギルトレザー 二ツ折セカンド ファスナーセカンド ショルダーバッグ 技法を変えた表現例)/技法のあれこれ・壁を飾る(ホルダー2種 ろうけつ染めのコートハンガー 革のろうけつ染め 透し彫りの時計)/カービング法の着色例